five essentials を再考する (1)
2015年 05月 02日
GWスペシャル
FFFのインストラクションを勉強した人なら耳たこのFive essentials.
これは間違いなくおおむね正しい(方向性としては)。
ただ、他に方法論がないの? という話になると、これだけでないのはすぐ分かる。
自分で物を考えないで、ほかから引っ張ってきたコンセプトを横流ししている
ストーンヘッドな人が多いので、苦労するのだが、
スペイキャストを考えれば180度の原則なんて、
キャスティングのごく一部分である事はすぐわかる。
これはこれで面白いテーマなんだけど、今回は
Long cast long stroke, short cast short stroke.
について考えてみる。
strokeとは何ぞや? って考えると難しいのだけど
この場ではティップの移動する水平方向の距離と考えておく。
まあ、大体正しいんだけど
例えば、90ftのラインを9ft#6で投げるのに、同一のタックルを使っても
ロングストロークが必要な人と、ショートストロークでも投げられる人といる。
ショートキャストでも効率よく投げるには、
バックキャストが奇麗に伸びてスラックが少ない状態でシュートに移るのが条件。
で本題。
ショートキャストにはショートストロークが正しいのか? って話。
リーダー9ftでドライフライ投げるなら、ショートキャストはショートストロークで何とかなる事が多い。
では、ショートキャストにはショートストロークが最適なのか? というと、そこが問題。
ストロークを長めにとって、ティップをゆっくり動かしても、問題なく滑らかなショートキャストが成立する。
というか、ロングリーダーやウェイテッドニンフを使ってる場合は、
ストロークを長く取る方が楽。
ガンメルの言わんとしてた事を考え直すと、
スラックが入ったりして投げ難い時はロングストローク、
投げやすい物はショートストローク、
と捉えると分かりやすい。
SLPを実現するのに、ラインの加重でティップを潰す、という考え方が基本にあると
ショートキャストではラインの加重が小さいので、
アークが狭いショートストロクークになっていく。
これに対して、竿はあまり曲げず、アークを狭くしてグリップの前後動を大きくとってやる事でもSLPを実現できる。この方法だと、ライン加重が小さくてもよいので、ティップをゆっくり長い距離を動かす事ができる。
あるいは、アークを大きくとっても、グリップをV字型に動かす事でも同じような考え方を実現できる。
FFFのインストラクションを勉強した人なら耳たこのFive essentials.
これは間違いなくおおむね正しい(方向性としては)。
ただ、他に方法論がないの? という話になると、これだけでないのはすぐ分かる。
自分で物を考えないで、ほかから引っ張ってきたコンセプトを横流ししている
ストーンヘッドな人が多いので、苦労するのだが、
スペイキャストを考えれば180度の原則なんて、
キャスティングのごく一部分である事はすぐわかる。
これはこれで面白いテーマなんだけど、今回は
Long cast long stroke, short cast short stroke.
について考えてみる。
strokeとは何ぞや? って考えると難しいのだけど
この場ではティップの移動する水平方向の距離と考えておく。
まあ、大体正しいんだけど
例えば、90ftのラインを9ft#6で投げるのに、同一のタックルを使っても
ロングストロークが必要な人と、ショートストロークでも投げられる人といる。
ショートキャストでも効率よく投げるには、
バックキャストが奇麗に伸びてスラックが少ない状態でシュートに移るのが条件。
で本題。
ショートキャストにはショートストロークが正しいのか? って話。
リーダー9ftでドライフライ投げるなら、ショートキャストはショートストロークで何とかなる事が多い。
では、ショートキャストにはショートストロークが最適なのか? というと、そこが問題。
ストロークを長めにとって、ティップをゆっくり動かしても、問題なく滑らかなショートキャストが成立する。
というか、ロングリーダーやウェイテッドニンフを使ってる場合は、
ストロークを長く取る方が楽。
ガンメルの言わんとしてた事を考え直すと、
スラックが入ったりして投げ難い時はロングストローク、
投げやすい物はショートストローク、
と捉えると分かりやすい。
SLPを実現するのに、ラインの加重でティップを潰す、という考え方が基本にあると
ショートキャストではラインの加重が小さいので、
アークが狭いショートストロクークになっていく。
これに対して、竿はあまり曲げず、アークを狭くしてグリップの前後動を大きくとってやる事でもSLPを実現できる。この方法だと、ライン加重が小さくてもよいので、ティップをゆっくり長い距離を動かす事ができる。
あるいは、アークを大きくとっても、グリップをV字型に動かす事でも同じような考え方を実現できる。
by P-20
| 2015-05-02 10:49
| 投げっこ